プレストシティの東方の海岸に、5体の大型の戦闘ロボットが上陸したのは夜中の2時をすぎた頃である。それに続き、戦闘車両も上陸する。それらは隊列を組み、シティにむけて道路上を移動しはじめた。
カモフラージュネットを跳ね上げ、ブラックタイタンが隊列の先頭に襲いかかった。ブラックタイタンの槍の一撃を、敵のロボットは難なくかわすと、ブラックタイタンに戦いを挑む。その動きで、ニーナはロボットが完全な無人兵器であることを看破した。
「ソレイユ! 敵は完全なロボット兵器よ。遠慮はいらないわ!」
ブラックタイタンの槍が敵のロボットを貫いた。あっという間に2体のロボットが破壊され、残骸が敵の進行方向をふさぐ。そのため、後続のロボットや装甲車が、状況の判断をつきかね、停止した。ブラックタイタンの内装火器が一斉に火をふき、敵をなぎ払う。
ソレイユのドルフィンは敵の隊列の真横から突入しミサイルの照準を定めると8機のミサイルを次々と発射した。ミサイルのセンサーは個別の目標をとらえ、停止していたロボットに命中し、炸裂する。残りの5機は、大型の戦闘車両を破壊した。ミサイルがつきると、ソレイユはセンサーにとらえた無傷の大型戦闘車両を、ドルフィンのビーム砲で攻撃する。このわずか数秒の攻撃で、上陸部隊の大型戦闘車両は、多数のロボット兵とともに大破した。間髪を入れずに、ジェイワンが率いるロボット部隊が襲いかかる。上陸した戦闘車両から数体のロボット兵が飛び出すが、それを上回る数で襲いかかったジェイワンたちの、敵ではなかった。ジェイワンたちが一撃を加え、離脱すると、ブラックタイタンとドルフィンの一斉射撃が、敵上陸部隊にとどめをさした。

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