映画の雰囲気をだしたかったんですが、なかなか上手くいきません。
海もいいんですけど、俊と異母兄妹だと聞かされて、
ショックを受けて、ひどい夕食を作ってしまったにも関わらず
下宿人のひとが、何かあったんだろうかと心配するあたり。
いい人達だなあと思う場面です。
この映画では学校の先生が、いやな敵役ですけど
その他のひとは、いい人達なので、見ていて、いやな感じはしません。
今日、「コクリコ坂から」を見にいきました。印象を一言で言えば「良かった」につきます。金と暇を捻出できたら、また、見にいきたいですね。
映画館の中は、あまり混んではいませんでしたが、年配の方が意外におおく、映画の舞台となった昭和30年代への懐かしさから惹かれている人もいるのかなと思いました。
正直、なにも無い映画です。派手なバトルシーンも、アクションもない。ジブリ映画では定番の飛行シーンもない。とある高校の歴史的建造物であるカルチェラタン(クラブハウス)の存続をかけた生徒達と先生の静かなせめぎ合いを軸に、ヒロインと少年の恋愛感情を淡々と描いているという感じです。
なにも予備知識をもたずに見にいきましたから、冒頭から戸惑うばかりでした。
ヒロインが早起きして、朝食の準備をし、後から妹と弟が起きてきますが、思わず、「姉さんのお手伝いをしろよ」と心の中で突っ込んでしまいました。私の母が見たら怒りそうな場面です (幸い、私は一人っ子でしたが、姉が二人いたとしても、お使いや家事手伝いから、逃れられなかったと思います。)
ヒロインの「松崎 海」(通称メル)はおばあさんと話をするときも、姿勢がいいし、言葉も丁寧な感じだし、家事をこなしている場面とあわせて、結構、好感度が高いです。
登場人物も真摯に生きているし、他人を思いやるし、ほんとにいい人ばかりで、見ていて気持ちがいいくらいです。憎まれ役は学校の先生達くらいですね。
ヒロインが高校の理事長である会社社長に父親のことを聞かれて、「朝鮮戦争で・・・」と答えて、社長が父親がLST(揚陸艦)の船長で機雷に当たって死んだのだと理解するあたりも、いいなと思いました。人の上に立つ人は、こうでないといけません。
映画の場面はなんとなく「耳をすませば」を連想するところがあって、ヒロインと妹がカルチェラタンの戸を開く場面は、耳を澄ませばのヒロインが、おじいさんの店に入る場面を連想して、ちょっと笑ってしまいました。でも、ストーリーは別ものですし、ヒロインの魅力も違います。耳を澄ませばのヒロイン「雫」も好きですが、今回のヒロイン「海(うみ)」も好きです。
で、ちょっとヒロインを描いてみました。
「次はおまえの出番だ! 早く支度をしろ このぐずロボット!」と、口汚くロボットサーカスの団長にどなられている場面。80年代のリメイク版では、ハムエッグ演じる団長は、アトムの能力を知らなかったので、こういう場面もあったのではないかと描いてみました。
連載時のアトムを完全復刻するシリーズの第4弾。今回から発行元が復刊ドットコムに変更されますが、シリーズのコンセプト、品質はそのままだと言うことです。
各2000部限定の鉄腕アトム完全復刻版第4弾は7月24日発売
今回は1951年から1968年までに収録された作品の完全復刻のようです。
ホットドック兵団とか3人の魔術師なんか、子供のころ好きでした。
ユニット1はすでに完売というから、連載当時のままを読みたいという人
多いんですね。
下は現在発売中のユニット3です。
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